台湾突撃!
私は成田空港で自分が乗る予定の飛行機の登場時間を待っていた。
行き先は台湾。
元カレはアパレル業界で起業していた。
私も必然的と言おうか、アパレル業界に興味を持った。
私はアパレル業界で起業する事を夢見ていた。
アパレル業界で成功して、元カレを見返してやりたいと思っていた。
このひと月の間、私は情熱だけで動いていた。
台湾ブロガーが経営するアパレルショップにメールを出したのが3週間前
それから向こうからは返信がなかった。
痺れを切らして台湾へ直接乗り込もうと荷物を詰め込んだキャリーケース。
どうしてそこまでアクティブになれたのだろう。
そうして私は成田空港の行きの飛行機の搭乗時間を待っていた。
どうしても私の事業を成功させるためには台湾ブロガーに会うことは必須だった。
中国語は話せなかったが、何とかなると思って台湾へ飛んだ。
飛行機の中では興奮して一睡もできなかった。
台湾に到着して、私は台湾の気温の暑さの洗礼を受けた。
「暑い!暑すぎる!」
キャリーケースを転がしながら、ベッタリとした汗を拭った。
タクシーに乗ると、ひんやりした冷房の効いた車内が気持ち良かった。
台湾に着いた安心感で予約していたホテルに到着するまで熟睡していた。
余程、緊張していたのだろう。
台湾に行きた目的は2つあった。
1つは台湾ブロガーのの経営するアパレルショップに行くこと
そして、もう1つは日本で同じホテルで勤めていた台湾留学生2人会う事だった。
そして私は台湾留学生と食事に出かけた後、台湾ブロガーのアパレルショップに行く予定だった。
しかし、事態は最悪の展開を見せた。
なんと、台湾ブロガーの経営するアパレルショップが閉店していたのだ。
「やっとこきまできたのに。。。。」
失意のまま、その日はホテルで泥のように眠った。
翌朝起きたら、自分がどこにいるのかわからなかった。
「そうだ、アパレルショップ閉店していたんだった。。。」
何もできない台湾旅行だったが、結局2日間観光をして帰国することになった台湾旅行。
今となってはいい黒歴史だ。

この小説は逢坂純(おうさかあつし)さんに書いてもらいました。

